今回は縦軸と横軸の目盛りの設定方法を見ていきます.そして,前回挿入した文字の大きさの変更方法も扱ってみたいと思います.
今回は縦軸と横軸の目盛りの設定方法を見ていきます.そして,前回挿入した文字の大きさの変更方法も扱ってみたいと思います.
以前の投稿までで,関数を描くこと,テキストデータをグラフにすることを紹介しました.公式のビギナーズガイドに従うと次は「二つのグラフを並べて出力する」ということについて説明するべきですが,こういうことよりも個人的には一枚の図をきちんと書けるようにすることの優先順位が高いと考えます.なので,ビギナーズガイドの順番を一つ飛ばして,今回は「文字の挿入」について書こうと思います.さらに「文字を用いる」章の例として挙げられているグラフがヒスとグラフであり,それが乱数を用いて書かれていることもあるので,この記事では
の3つについて説明することになります.
この投稿から「matplotlib 超入門」という名前のシリーズで,matplotlib の使い方を本当に最初の最初からの説明を試みたいと思います.今までグラフを描くソフトを使ったことがない方もわかるように配慮して書いてみたいです.「matplotlib を使うと綺麗なグラフが書けるから使ってみたい」という方の背中が押せればと思います.あまりプログラムに慣れていない方もわかるように,書いていることの説明をできるだけ丁寧に書いていきます.
なお,この記事の流れは自分が初めて matplotlib を使ったログをもとに作成しています.なので,本当に初心者向けの超入門ではないのでしょうか.
環境は Windows10 に Anaconda4.1.1(64bit) で Python3.5.2 をインストールした状態です.IDE として PyCharm を用いております.今回の記事では公式のチュートリアルに従って習う過程をログにしたものです.単なる日本語訳ではないのでご安心を...