おすすめのバロック奏者

筆者は音楽に関しては,バイオリンを趣味で弾くことがごくたまにあるが,基本は楽しんで聞いていているだけで,マニアや専門家のように語るほどの知識はない.しかし,聞いていていいなと思う音楽はある.

筆者はクラシックが好きで,中でも力強い演奏をするバロックが大変好みである.
バロックを好きになった理由は単純である.苦手な高ポジションが少ないので,趣味でバイオリンをやっている程度の人でもそれなりの真似ができる(決してバロックをなめているわけではない.自分の演奏はそれはもう他人に聞かせることができるようなものではない).

そんなわけで,楽典も読んだことないど素人である私の視点から,バロック奏者の内,おすすめを三人ほど…







Giuliano Carmignola

とにかくおすすめなのがこの方.「ジュリアーノ・カルミニョーラ」と読めばよいみたいだ.イタリア人.

自分がカルミニョーラを知ったきっかけは, いわゆる Vivaldi の夏 (RV315) を練習していた時期に参考にしたい演奏を探していた時だ.言葉で表してしまうのもどうかと思うぐらい,とにかく「かっこいい」一言に尽きる.一度このブログから離れて Youtube で “Carmignola vivaldi” で検索してみるといくつか演奏の動画があるかもしれないので聞いていただきたい.私が初めて Youtube で聞いた Carmignola の演奏は次のものである.

同じ曲のほかの演奏者によるものと比べると「ガツン」とくるものがあるだろう.筆者はこの方の影響で,バロックにどっぷりはまった.CD は次のものをお勧めします.


Bach, J.S.: Violin Concertos

Il Giardino Armonico

最初の二文字は「アイ,エル」なので,読み方は「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」である.演奏者ではなくグループ名であり,指揮者は “Giovanni Antonini” という方だ.癖の強さは Carmignola 程ではないが,それでもまた違った癖で楽しめる.

こちらの CD をお勧めします.Carmignola が厳格な感じだと,こちらは少し余裕をもって遊んでいる感じでしょうか.

ヴィヴァルディ:四季

Enrico onofri

Armonico と演奏していたものが Youtube にアップされていたのだが,それをきっかけにこの Enrico onofri だ.Carmignola と同じイタリア人.やはり,イタリアはバロックの本場といったとこなんでしょうか(偏見).次の La folia の演奏は途中からではあるが,迫力が伝わるのではないでしょうか.

番外編:平崎真弓

最後の La folia の演奏をフルで聞いてみたい方のために,こちらの動画を紹介したいと思います.

上のイタリア人二方に負けない演奏だと思います(小並感).筆者はこの同だで日本人としてここまでバロックを演奏している方がいるということに初めて知りました.しかもこの真弓さん,上で紹介した Carmignola の弟子だそうです.

バロック,強いよ

思わず紹介しないわけには要れなくなりパパッと走らせて書いた記事なので,見ての通り適当だ.
しかし,聞いてみると意外とバロックにはまると言うことが分かっていただけたのではないでしょうか,そうですよね(迫真)一般世間的に,クラシック好きって押し付けがましいイメージで嫌われている感がある(偏見)ので,ここまでにします.

駄文でしたが「クラシックもイカスじゃねぇか」と思ってもらえれば幸いです.ロックをよく聞く方は一度バロック音楽も試してみてください! クラシック音楽への入り口がスムーズになるかもしれないですよ^^

追記:Enrico Onofri の La Folia

2016/09/18 にエンリコさんが Geminiani の La Folia をフルで演奏している動画が見つかったため,こちらに追加しておきます(音が少し小さいです).

音がもう少しきれいな音源はこちらになります(演奏映像なし).

さらに,こちらは同じくエンリコさんによる Vivaldi の La Folia の演奏がありましたので,追加しておきます.ここまで読んでいただいた方にはお気に召されるのではないのでしょうか?

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IAtLeX です.ブログをはじめてさほど時間がたっていないので,未熟な内容が多々あるかと思いますが,それも時間が解決してくれるはず...Python系の記事を着々と充実させていきたいです.投稿主についてはこちらを参照してください.

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